市販の保湿クリームやかゆみ止めではとうてい間に合わず、通院してストロイドを処方してもらっている方に一度試していただきたい「ひまし油（カスターオイル）」のお話です。
ステロイドとかひまし油の成分の話はどうでもいいよ！という方は、
4.ひまし油をペタペタと塗るだけで炎症やぶつぶつが治まった話
に飛んでくださいね。
ステロイド治療の難点
ステロイドって、とにかく難点が多いですよね。
ざっと思いつくだけでも、
- 病院に通わなければいけない（通院費、待ち時間など）
- 長期間使用すると肌が黒ずんだり、別の悩みが出てくる
- ベタベタする
- 使用範囲が広いとつけるのが大変。またベタベタして気持ち悪く、服などの汚れも気になる。
- 一度治っても、時間がたつとまた再発し、再びステロイドのお世話になる。
- 以下、延々に1. 病院に通わなければいけない～から繰り返し…
もうね、肌が弱いとこの負のループから抜け出すことって難しいんですよね。
私も、全身乾燥肌で、顔や体に悩みを持っています。季節性ですが、ズボンを履いて外出するとありえない痒さに見舞われるためスカートしか履けない時期なんかもあります。
こんな悩みありませんか？
私はそんな中でひまし油に出会い、その使い方を知って顔や手の悩みから解放されました。
ステロイドで悩んでいる方や、そこまでいかなくても乾燥肌や敏感肌で悩んでいる方にぜひ知っていただきたいなと思います。
ひまし油とは
＞＞世界的に見てもグレードが高い最高品質のひまし油
ひまし油は粘度が非常に高いタイプのオイルです。例えて言うならはちみつ位でしょうか。ドロドロです。洗い流しが足りないとかなりベタベタします。別名でカスターオイル、キャスターオイルとも呼ばれます。
成分は、リシノール酸（鎮痛剤や抗炎症剤としての効果があり、薬としても用いられる）が約80～90％を占めています。
よく言われている効能効果は
- 抗炎症作用
- 鎮痛作用
- 瘢痕形成作用（傷あとを消す作用）
- リンパの循環を向上させる
- 保湿
- ドライアイ
- 発毛、育毛
- 妊娠線の予防
- 便秘薬として
などでです。
そうなんです、あらゆることに効くと言われているんです。
ひまし油をペタペタと塗るだけで炎症やぶつぶつが治まった話
いよいよ、本題です。
ここからは、私が実際に経験した、ひまし油でステロイド不要になるまでの経緯です。
私はもともと入浴時にひまし油で顔のマッサージと温パックをやっていました。
これは、極度の乾燥肌対策です。
その時に、ついでにひまし油を荒れてブツブツしている、痒みがあり赤く炎症していた手の甲にペタペタとつけていました。
そうしたら、翌朝手荒れがビックリするほどひいていました。
半信半疑で、その晩も入浴時のひまし油温パックの際に、ついでに手の甲にひまし油を塗りました。
すると、手荒れはさらに良くなり、ステロイドを塗る必要がないほど赤みもかゆみもひいていました。
前項のとおり、ひまし油には多くの作用が期待されており、その中には「抗炎症作用」「瘢痕形成作用（傷あとを消す作用）」「リンパの循環を向上させる」「保湿」など、お肌の健康に関するものが数多く含まれています。それがうまく作用したのかなと思っています。
【2018年】コスパも考慮！ひまし油を買うならどれがいい？
ステロイド不要になるまでに行った、具体的なひまし油の使い方
- 入浴時にひまし油を気になる部分に塗る。
- お風呂から上がる前にべたつきがなくなる程度にひまし油を洗い流す。洗いすぎると逆に肌への刺激になるので、手で触ってべったりくっついてこない程度。感覚ですが「お肌の中にひまし油が浸透しているな」と感じることが出来ればOKです。
- 以上で終了。お風呂上りにもステロイドやハンドクリーム、保湿剤などの類は何もつけません。
どうでしょう、驚くほど簡単ではないでしょうか。
私の場合はひまし油温パックのついでに手の甲に塗っただけなので、本当に偶然の出来事でした。
ちなみに、ポイントは
入浴時に行う（＝ひまし油を十分に温める）
ということです。
理由は
ひまし油は温めることでその効果を発揮する
と言われているからです。
あとは、非常に粘度が高いドロッとしたオイルなので、暖かい場所の方が扱いやすくもありますね。
私は、入浴時に顔にひまし油温パックをしているので、ついでにやっていますが、「手荒れだけ治したいよ」って方は入浴時でなくてもいいと思います。
でも、必ず塗った部分をよーく温めてくださいね！
ひまし油でオイルパック！粉吹き乾燥肌がしっとり潤い肌になった
ステロイドと併用の場合もあります
気候の変化やその他の刺激により、ケアをしていても幹部がひどく荒れてしまうことがあるかと思います。
ひまし油を毎日塗っていればある程度治まりますが、毎日は出来なかったりもします。
私の場合ですが、上記のような理由から再び手荒れがひどくなってしまった際は、一時的にステロイドを使用し、少し治まったらひまし油のみに切り替えた方が症状は早く良くなりました。
でも、ひまし油の効果を実際経験しているので、多少の荒れの時は出来るだけひまし油で治すようにしています！
ひまし油の選び方、扱い方が分からない方へ
普段オイルを使用されない方は、その使い方が分からないかと思いますのでご説明します。
ひまし油の扱い方
オイルは酸化します。
なので浴室の中には持っていかないでくださいね。
必要な分のみ手のひらに取り、ボトルは必ず浴室の外に置いてください。
または、めん棒などに含ませてから使うようにしてください。
ボトル自体は、基本的に冷暗所に保管になるかと思いますが、購入された容器のラベル、説明書などを読み、適した保管をしてください。
ひまし油の選び方
オーガニックなものを選んでください
ひまし油は、残留農薬・着色料・香料などが使われていないもので、低温圧搾法（コールドプレス）で作られたものを選んでください。
温めてお肌に浸み込ませるものなので、残留農薬があるものなんて絶対にNGです。
そうは言われてもよく分からない…という方は、
国内でしたら「生活の木」
海外でしたら「Heritage Products（ヘリテージプロダクツ）」
あたりがお勧めです。
私は、最初は生活の木で小さなボトルを買い、その後iHerbでヘリテージプロダクツのものをまとめ買いしました。
使用感としては、
生活の木：粘度が非常に高い。こすらない限り、お湯がかかるだけでは完全には流れ落ちない。
Heritage Products：生活の木に比べさらさらしている。お湯がかかる度に流れ落ちる。
私は使用感が重めの方が好きなので、生活の木のひまし油が好きです。ただ、ついでに色んな部分にオイルをつける「ついで美容」をしてしまうので、コスパ面も考えてHeritage Productsのものをまとめて購入しています。
Heritage Productsはケイシー療法をベースに作られているため、どの商品も安心して使えるのでお気に入りです。
ひまし油のグレードをとことん突き詰めると、テンプルビューティフルさんのひまし油が一番だと思うのですが、お値段も張ります。ただ、最高に品質の良いものを扱われていますので、エドガー・ケイシー療法をしっかりと行いたい！という方は是非調べてみてくださいね。
では、みなさんが少しでもお肌の悩みから解放されますように。
GOOD LUCK！
