【肌質を簡単チェック】肌タイプ別の特徴や起こりやすい肌トラブル

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まずは洗顔後に30分放置で肌質を簡単チェックしてみましょう

「自分は乾燥肌だからメイクすると粉っぽくなっちゃう」とか「オイリー肌でテカりやすいんだよね」など、自分の肌の特徴は大体わかってるよ!という方がほとんどかと思います。

ここではまずその思いを一旦横に置いていただいて、30分で自分の肌質を再度確認してみたいと思います。30分て長くない?と思った方はご安心ください、30分は放置する時間なので、やることは何もありません。

この簡単な方法で、意外なことが分かったりするんです。

<とっても簡単!30分放置するだけの肌質チェック>

  1. いつも通りクレンジングと洗顔をして、肌をすっぴんの状態にします。
  2. 何もつけずに30分間放置します。
  3. 30分経ったらお肌のどの部分がどんな状態なのかチェックします。

 

手順はめっちゃ簡単ですね!夜ならばお風呂上りに放置すればいいだけです。

このチェックで気にしてもらいたい点は、肌は思っている以上にパーツによって肌質が違うということ。

洗顔してすぐは先ほどまであった皮脂が流れ落ちているので、お肌がつっぱっている感じがするかと思います。

ここで、「乾燥してきた!私はやっぱり乾燥肌だ」と思うのはちょっと待ってください。

それからさらに時間を置くと、今度は皮脂が形成され始めてつっぱり感がなくなってきます。そして、肌状態が良ければ顔全体が潤ってくるはずです。

なので、5分や10分で確認するのではなく、30分時間を置いてみてくださいね。

時間を置くことで自分の肌が皮脂を形成して潤いを保つ力があるのか確認出来ます。

つっぱり感がかなり感じられ、乾燥がさらに進むようなら「乾燥肌」

つっぱり感が多少あっても、やわらいだ感じがしていたら「普通肌」

つっぱり感が無くなった後、皮脂が浮いてくる感じがしたら「脂性肌」

パーツによって差が激しい時は「混合肌」

という感じで自分の肌タイプを確認してみてください。

 

お顔の中でも、

  • 目の周りや口の周りは皮膚が薄く刺激に弱い
  • Tゾーンは皮脂が多めでテカりやすい

など、パーツによって特徴に違いがありますね。

全体的に乾燥がひどくて「私は全顔乾燥肌だ」と思っている方でも、こうしてあらためてチェックしてみると、実はTゾーンだけは人並みに皮脂が足りていたりします。

また、季節や加齢によってもお肌は変化しますので、こんな感じで時々肌質を確認してみるのはおすすめです。

人間て不思議なもので、気になる部分がいつの間にか“気になりすぎる部分”になって、それが“部分ではなくて全て”になっちゃってたりします。

なので、一度気持ちや思いをフラットにしてから再確認してみてくださいね。

主な肌質4パターンの特徴や起こりやすい肌トラブル

お肌は水分量と皮脂量のバランスで、主に4つの肌質に分けられます。

  • 乾燥肌(ドライスキン)
  • 脂性肌(オイリー肌)
  • 混合肌(インナードライ肌)
  • 普通肌(ノーマルスキン)

 乾燥肌(ドライスキン)

水分×・油分×

  • 水分も油分も少なめで、乾燥している状態
  • 冬に肌トラブルが起こりやすい

キメの細かさ:細かい

毛穴:小さめ

起こりやすい肌トラブル:

  • 乾燥しているので、しみ、しわが出来やすく老化しやすい
  • 乾燥が進むと乾燥性敏感肌になり、炎症やかゆみが出てくる
  • 肌のバリア機能が弱いので、化粧品負けしやすい
  • 冬場は特に敏感肌になりやすい
  • アゴ周りに乾燥が原因のニキビが出来ることがある

 脂性肌(オイリー肌)

水分○・油分○

  • 水分も油分も多めで、べたつきやすい状態
  • 夏に肌トラブルが起こりやすい

キメの細かさ:粗め

毛穴:大きめ

起こりやすい肌トラブル:

  • アクネ菌のエサとなる皮脂が多いので、ニキビができやすい
  • 毛穴の黒ずみができやすい
  • 毛穴が開きやすい
  • テカりやすく、メイク崩れしやすい
  • 皮脂の酸化によりくすんだ肌色になりやすく、また毛穴の黒ずみも色素沈着しやすい

 混合肌(インナードライ肌)

水分×・油分○

  • 肌のパーツによって、水分が足りているところ、油分が多いところなど差が大きい
  • 一年を通して部分的に肌トラブルが起こることがある

キメの細かさ:ふつう~粗め

毛穴:ふつう~やや大きめ

起こりやすい肌トラブル:

  • 顔全体に同じ基礎化粧品で同じ手入れをしてしまうと、部分的にトラブルが発生しやすい
  • 乾燥とニキビの両方が起こることがある

 普通肌

水分○・油分△

  • 水分は足りており、油分がやや少なめの状態
  • 肌トラブルは少ないが、季節の変わり目などで変化が起きることがある

キメの細かさ:細かく整っていることが多い

毛穴:小さめ

起こりやすい肌トラブル:

  • 季節の変わり目や生理前後に肌トラブルが起こりがち
  • 特に冬はお肌が乾燥に傾きやすい

すべての肌タイプのスキンケアで一番重要なのは「水分量」

実はお肌の水分と油分のバランスは、水分が8割、油分が2割。

水分の方が圧倒的に多いんです。

なので、乾燥肌はもちろんオイリー肌も実はこの「水分をいかにして保持するか?」という保湿ケアが一番大切。

また、加齢とともにお肌の水分量も減っていくので、エイジングケアの時も保湿ケアはとーっても大切なんです。

水分の役割

水分が足りているとお肌のバリア機能が働きます。

つまり、簡単に言うと「水分が足りているお肌は強く守られている」ということです!

水分が足りずに乾燥したお肌はバリア機能が低下して、様々な外部刺激を受けやすくなっています。

紫外線によるダメージはもちろん、化粧品や花粉などへのアレルギー反応で赤く炎症したりかゆみが出てしまうこともありますね。

水分が足りないと肌はダメージをもろに受けてしまうので、しみ、しわ、たるみ、毛穴の開きなどあらゆるお肌の悩みがでてきます。

それもすごいスピードで。

水分の役割は、肌のバリア機能を正常にして肌トラブルを防ぐことです。

それが美肌にも直結します。

お肌の水分量が低いほど、肌の老化も早くなるので、全ての肌質において水分量は本当に大切なんです。

簡単で楽しい!水分計がおすすめ

水分量って言っても、よくわからないよ。

という方は、水分計を使ってみるのもおすすめです。

今はamazonや楽天など通販でも使いやすくてお値段も手ごろなものが売っているので、コスメカウンターに行かなくてもお家で気軽に計れますよ。

私はカウンターでおしゃべりしたり商品をシリーズで薦められるのが疲れる…というタイプなので、この水分計が好きです。

使い方も簡単だし、メモリー機能もあるし、好きな時に好きな部分を計り放題ですからね。

あとは、一カ月の内でも生理前後は肌の水分量が変化したりするので、一度計ってみるのもいいですね。朝晩やお風呂の前後なんかも比べてみると楽しいです。

自分のお肌がいつ乾燥しているのか?どこが乾燥しているのか?

客観的に数字で示してくれるのが水分計の良いところ。

あとは、とりあえず水分量を計るだけで無意識のうちに肌ケアが変わっていったりします

 

なんとなく「あー、乾燥してるからしっかりアイクリームしておこう」とか、「今日は潤ってるからクリーム薄め」とか。

 

計測は3秒程度と簡単だし、美容道具の一つとして持っているとなかなか便利です。

使い方も美顔器より断然手軽だし、私の中ではヘアブラシなんかと同じ感覚。

一度は先ほど紹介した10分放置法で全体の肌質をつかんでみて、その後は水分計を使ってパパッと調べるのが楽ちんですよ。

 

毎日のケアは出来るだけ楽しく簡単にしたい!というのが私のモットーなので、おまけとなりますが水分計もご紹介してみました。

肌質を知って、その時の自分のお肌にあったケアをしていきましょうね。

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