マルラオイルがニキビに効く!その理由と使い方

エイジングオイルとして人気のマルラオイル、実はニキビにも効くと噂になっています!

特に、しつこい大人ニキビで困っている女性から注目を集めています。

なぜニキビにいいのか?その理由を探りました!

マルラオイルが効くニキビ、効かないニキビ

効くニキビ

乾燥肌、インナードライ肌が原因のニキビ。

角栓で毛穴が詰まっている場合に向いています。

効かないニキビ

皮脂分泌が過剰な肌、オイリー肌のニキビ。

皮脂で毛穴がつまっている場合は不向きです。

大人ニキビの原因は肌の乾燥

新事実!油分量ではなく水分量が大切

大人ニキビの原因はいくつかあり、そのうちの一つが肌の水分不足、乾燥です。

実は、肌の油分量よりも水分量がニキビ発生に影響を及ぼしているということがアスタリストなどで有名な富士フィルムの調査結果として発表されています。

大人ニキビの発生に影響すると考えられてきた肌の油分量ではなく、顔全体の中で肌の水分量が部分的に減少する「部分乾燥状態」によるところが大きいことを確認した

参考:大人ニキビの原因は肌の油分量ではなく水分量の減少

生理前後にもこの水分量変化は影響しており、変化が顕著に起こる人ほどニキビが多く出来るようです。

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ちなみに、乾燥肌以外の大人ニキビの主な原因はこんな感じ。

  • 飲み過ぎや食べ過ぎ、不規則な食生活(胃腸への負担)
  • ストレス(自律神経の乱れ、ホルモンバランスの乱れ)
  • 不規則な生活、睡眠不足(自律神経の乱れ、ホルモンバランスの乱れ、ターンオーバーの乱れ)
  • 便秘(腸に老廃物が溜まると、身体は毛穴からそれを出そうとする)
  • 無理なダイエット(栄養不足や栄養の偏り)
  • 生理の影響(ホルモンバランスの乱れ、水分量の変化)

複合的に問題を抱えている場合もありますので、トータルケアが必要な場合もありますね。

肌が乾燥するとニキビの原因となる角栓が出来る

では、肌が乾燥するとなぜニキビになるのか?

それは角栓が発生して、毛穴を詰まらせるから。

毛穴が詰まると皮脂が溜まりアクネ菌が繁殖してニキビになります

角栓が出来る原因

お肌が乾燥すると、皮膚が硬くなります。

そうすると毛穴の伸縮も当然悪くなり毛穴がつまりやすくなります。

乾燥した肌というのは敏感になりがちでターンオーバーも乱れやすい傾向にあります。ターンオーバーが乱れると古い角質が剥がれ落ちずに皮膚に溜まり、さらには皮脂と混ざって角栓を作る原因になります。

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マルラオイルが効く理由

アルガンオイルを超える高保湿力

オレイン酸が豊富

マルラオイルの成分の約70~80%を占めるのが、高い保湿力を持つオレイン酸という成分です。アルガンオイルのオレイン酸は約40%なので、マルラオイルの方が圧倒的に多いことになりますね。

オレイン酸とは?

オレイン酸は人間の肌にもともと含まれている成分で、刺激が少なく肌なじみが良いのが特徴です。

「オレイン酸は毛穴を広げる原因になる」と言われることもありますが、これには補足が必要です。

マルラオイルに含まれるオレイン酸は大丈夫!というはっきりとした文献は見つけられませんでしたが、天然植物のほとんどは1つのグリセリンに3つの脂肪酸が結合したトリグリセリド(別名:トリアシルグリセロール)から出来ており、オリーブオイルや椿油などに含まれるオレイン酸はグリセロールと結合した別の物質なので毛穴を広げる原因にはならないと考えられています。ちなみに、オレイン酸は不飽和脂肪酸のひとつです。

抗炎症作用と抗酸化作用

マルラオイルは美肌に欠かせない成分、ビタミンCとビタミンEの両方を含んでいます。

また、ビタミンCとビタミンEは組み合わせると相乗効果が期待できる成分です。

肌の新陳代謝を促し肌バランスを正常な状態に導くとともに、ニキビによる炎症などにも力を発揮してくれます。

肌代謝をサポートし、正常なターンオーバーへ導く

ターンオーバーの乱れは、肌の乾燥や炎症から脆く敏感になってしまったお肌に起こりがちです。

マルラオイルはお肌の乾燥対策、抗炎症作用、血行促進作用など様々な働きをしてお肌のターンオーバーを整えます。

赤みや痒みも抑えてくれる

マルラオイルは抗炎症作用、抗ヒスタミン作用をもちアトピー肌や花粉症による肌荒れなどにもおすすめのオイルです。

抗ヒスタミン作用とは、アレルギー反応による赤み、炎症、かゆみなどを鎮めてくれる作用のことです。

ニキビが発生すると、同じく赤みが出てきますね。また、場合によってはかゆみを伴うことも。抗炎症作用と抗ヒスタミン作用があるマルラオイルは赤みやかゆみがあるお肌にも使えるオイルなんです。

ニキビ跡にも効く

マルラオイルに含まれるビタミンE(トコフェロール)は強い抗酸化作用、血行促進効果があり、お肌の細胞の新陳代謝を促す働きをしてくれます。マルラオイルの保湿力とも合わさりお肌のターンオーバーを正常な状態に導いてくれます。

塗ってすぐに消える!というわけではありませんが、ニキビ跡にちょんちょんとこまめに塗ってあげると、ニキビの再発を防ぐことにもつながるので良いでしょう。

ニキビって、同じ場所に出来やすいですからね。

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ニキビ予防になる

ビタミンE(トコフェロール)には抗炎症作用があります。

このトコフェロールがニキビによる赤みや炎症を鎮めてくれるため、日常的に使うことでニキビの予防として働くという訳です。

使い方

洗顔後のお肌に1~2滴浸み込ませる

使い方は簡単です。朝晩の洗顔後に、1~2滴のオイルを手に取り、顔にまんべんなく馴染ませます。ハンドプレスするように優しくお肌に馴染ませてください。

オイルをつけた後はいつも通りのスキンケアでOKです。

オイルをつけすぎない

一番大事なことは、オイルをつけすぎない、塗りすぎないということ。

どんなに良いオイルでも、つけすぎると逆にニキビが増えたり悪化します

購入した製品の説明をよく読んで、必ず適量を守りましょう。

また、肌質や肌状態は個人差がありますので、使いながら自分で調整していくことも大切です。


マルラオイルがアトピーに効く理由!成分のプロシアニジンを徹底的に調べました

マルラオイルは抗ヒスタミン作用がありアトピーに効くと言われていますが、具体的にどういうこと?と疑問をお持ちの方も多いですよね。調べてみたところ、マルラオイルに含まれるプロシアニジンという成分がキーポイントでした。

今回はマルラオイルに含まれる他の成分は置いておいて、プロシアニジンに絞って調べた結果をまとめました。

※個人で調べた結果をまとめたものですので、医学的に内容を保証するものではありません。あらかじめご理解いただきますようお願いいたします。

プロシアニジンとは

プロシアニジンとは

ポリフェノールの一種で、フラボノイド系のアントシアニン類の成分です。

さらに細かく言うと、その中のプロアントシアニジンという成分の内、ある条件でシアニジンを生じるものがプロシアニジンと呼ばれています。

近年大注目の成分

プロシアニジンを調べていると、名だたる大学や大手メーカーで研究が行われていました。

近年非常に注目を集めている成分で、まだまだエビデンスの収集中といった感じですが、期待を込めて研究が進められている様子がうかがえるものばかりでした。

とても難しい内容なので、ここでは細かく追及はせずに進みましょう。

プロシアニジンが含まれる植物

プロシアニジンはカテキン分子がつながった構造をしており、りんごや黒大豆、ブドウ種子、松樹皮、カカオなどに含まれています。最近では特にりんご由来のものが注目を集めており某有名メーカーでも研究が行われています。

プロシアニジンには様々な作用がある

このプロシアニジン、高い抗酸化作用が有名なのですが、実は抗アレルギー作用もあるのです。

アレルギーの中でもⅠ型アレルギーに対して作用があるということです。

 

また、抗酸化作用以外に、メラニンの抑制などの働きもあり、美容オイルとして複合的な効果を持っています。

 

その他にも、抗がん作用、抗炎症作用、肥満予防、・糖尿病や動脈硬化などの生活習慣病予防、毛細血管保護、眼病予防、消臭、育毛作用などがあると言われており、商品は主に食用として作られているものが多いです。

抗アレルギー作用はⅠ型アレルギーと呼ばれるものに対しての作用

アレルギーと一口に言っても、種類があり大きく4つに分けられます。

プロシアニジンはその中の「Ⅰ型アレルギー」に対して効くと言われています。

Ⅰ型アレルギーとは

即時性のあるアレルギーで、アナフィラキシー型と言われることも。

大体数分~数十分で症状が出るのが特徴です。

主な疾患

  • アトピー性皮膚炎
  • アレルギー性鼻炎
  • 花粉症
  • ハウスダスト
  • 蕁麻疹(じんましん)
  • 蕎麦、ナッツ、はちみつなどんおアレルギー
  • アナフィラキシーショック

などがあります。

アトピー性皮膚炎や蕁麻疹に作用する

上記で記述した通り、Ⅰ型アレルギーは非常に身近なアレルギーを多く含んでいます。

その中に、アトピーやじんましんなどの肌疾患も含まれているのです。

これが、マルラオイルがアトピーに効くと言われている理由ですね!

花粉などのアレルゲンに身体が反応すると、細胞がヒスタミンというかゆみなどの元となる成分を過剰に放出させます。この時に使われるのが抗ヒスタミン薬というヒスタミンの作用を抑制する薬です。

マルラオイルはⅠ型アレルギーに対しての抗アレルギー作用があるので、このヒスタミンが原因の悩みに効くと言われるようになったんですね。

プロシアニジンが含まれるオイル

  • マルラオイル
  • グレープシードオイル
  • 月見草オイル
  • ピスタチオオイル

マルラオイルは抗ヒスタミン作用がある唯一のシード系オイルと言われていましたが、調べてみるとプロシアニジンを含むオイルは他にもいくつかありました。

グレープシードオイルは育毛対策に使われることも多いですね。

ピスタチオオイルはヘアオイルとしてじわじわと人気が出てきているオイルです。

月見草オイルも種から低温圧縮で抽出されることが多いと言われています。こちらは女性ホルモンのバランスを取る作用があるとのことで、女性に人気のオイルです。

プロシアニジンを含むオイルの中で、なぜマルラオイルが注目を浴びているのか

プロシアニジンを含むオイルはいくつかありますが、オイルの性質を見ていくとマルラオイルが注目される理由が分かります。

酸化しにくい

マルラオイルは成分的に高い抗酸化作用があるのはもちろん、精製したマルラオイルはそのオイル自体が酸化しにくいのが特徴です。

お肌の抗酸化対策はもちろん、オイル自体の保管が楽なんですね。

 

お肌のケアをする時って、使用するものの効果や効能も大切ですが、「続けられる」という点も非常に大事です。

 

同じプロシアニジンを含むオイルでも、グレープシードオイルや月見草オイルは酸化しやすい部類のオイルです。保管もきちんとしなければなりませんし、使用期限も短いのが特徴です。

ちなみに、マルラオイルでも未精製の物は酸化しやすいので、注意が必要です。

プロシアニジン以外にトコフェロールも入っている

プロシアニジン以外の成分のお話になりますが、マルラオイルにはトコフェロール(ビタミンE)という乾燥肌や炎症を起こした肌に良い成分が入っています。

このトコフェロールは赤みを抑えたり炎症をしずめる働きをするので、肌荒れを起こしてカサカサしたり赤くなってしまったお肌にぜひ使ってあげたい成分なんです。

アトピーや花粉症での肌荒れは、赤み、乾燥してかさかさする、かゆい、などの悩みがある方も多いかと思います。そんな時に、抗アレルギー作用と抗炎症作用を併せ持ったマルラオイルはぴったりなんです。

まとめと補足

以上、マルラオイルがアトピーに効くと言われている理由を成分のプロシアニジンに注目してまとめてみました。いかがでしたでしょうか。

マルラオイル製品の口コミも調べてみたところ、「オイルを塗った後はかゆみが治まった」という声もたくさん見られました。

 

注意点としては、アトピーはすでにお肌が敏感な状態になってしまっていますので、通常でしたらお肌に良いものでも反応してしまう場合があります。使う時は少量から部分的に使ってみると良いかと思います。

 

アトピー肌さんは、化粧品ジプシーになりがちなのが悩みですよね。

期待を込めて買ってみたけど肌に合わなかった、、、なんてことも。

マルラオイルの場合は基礎化粧品などと違って他の使い道もあるのでトライしやすいかと思います。例えば、マルラはヘアオイルとしても優秀なので、もし肌に合わなくてもヘアオイルとして使う、とか。乾燥して傷んだ髪に使うと潤いのあるつやつやの髪になりますよ。

 

オイルには精製と未精製のものがありますが、アトピー肌には精製したオイルをおすすめします。理由としては

  • 精製することで不純物が取り除かれ、肌にやさしくなっている
  • 精製したマルラオイルは酸化しにくくなっている
  • 精製してあるオイルの方がにおいが気にならない

ということ。

オイルは絶対に未精製!とおっしゃる方もいらっしゃいますが、未精製はその分成分も濃く肌への刺激も強めです。すでにお肌が弱っている状態の方には私はおすすめ出来ません。

マルラオイルを使ってみようかな、という方は自分のお肌状態を見ながら試してみてくださいね。

 

以上、マルラオイルとプロシアニジンのお話でした。