今や美容オイルはスキンケアにかかせない存在。
でも、種類が多すぎてどれを選べばいいのか分からない!
という方のために、アルガンオイルやホホバオイルをはじめとするエイジングケアで有名な5つの美容オイルを比べてみました。
各オイルの違いと自分の肌質から、とっておきのオイルを見つけてくださいね。
アンチエイジング系の5大美容オイル
アルガンオイル
エイジングケア用オイルの王様!愛用者やリピーターも多い美容オイル
- 老化の原因となる紫外線によるダメージを修復してくれる
- 活性酸素の除去力が高いのでシミやシワのケアに向いている
- ターンオーバーを促進する働きがある(ターンオーバーは加齢とともに周期が遅くなります)
アンチエイジング系の美容オイルで一番有名といっても過言ではないのが、アルガンオイル。
年齢によるお肌の悩みが増えだす20代後半くらいからはこのオイルがおすすめです。
皮膚の血液循環を促進してくれるビタミンEが豊富に含まれているので、お肌のツヤを良くしたり、くすみの改善などの効果も期待できます。
また、デルタ-7-ステロールという植物油には珍しい成分が含まれており、髪やネイルのケアにも非常に向いているので、ヘアオイルやネイルオイルとしても優秀です。
パルチミン酸
お肌の安定や老化予防に!ベビーローションにも含まれている成分です。
- 皮脂をコントロールする作用があり、脂性肌やニキビにも効果があると言われています。
- 美肌に必要なビタミンAを安定化させる働きがあり、お肌のターンオーバーを正常な状態にしてくれます。
- しわ予防にも効果が期待できます。
ホホバオイル
コスパが良く肌質を選ばない使いやすさが人気
- 肌の水分保持機能を高める働きがある
- 人の肌と非常によく似た成分なので浸透力に優れており、保湿力が高い
- 肌の水分量を保持したり皮脂量のバランス調整をしてくれるので、乾燥肌でも脂性肌でも使える
さらっとした使用感とほぼ無臭という使いやすさから、幅広い世代に人気のホホバオイル。
水分量も皮脂量も調整してくれるという万能さからも美容オイル入門にもおすすめ。
紫外線に負けない肌作りをしてくれるのでエイジングケア用のオイルとしても使われています。
肌のかゆみや炎症した肌、神経皮膚炎の時などにも使えます。
ワックスエステル
全ての肌質、赤ちゃんから大人まで使える!
- ワックスエステルは人の肌にも含まれる成分のひとつで、ホホバはそれを多量に含む非常に貴重な植物
- 肌成分に近いので、低刺激で肌トラブルが起こりにくい
- 伸びの良さ、なじみの良さ、コスパの良さから、妊娠線予防のアイテムとしても人気
マルラオイル
アルガンオイルを超えたと言われる優秀成分
- 抗酸化力がアルガンオイルの約3.6倍、オリーブオイルの約10倍と非常に高い
- 肌を柔らかくする作用に優れている
- 抗ヒスタミン作用あるのでかゆみや炎症のあるアトピー肌や乾燥性敏感肌にも使える
最近その評判がうなぎ上りのオイルと言えばマルラオイル。
エイジング系オイルの王者アルガンオイルの地位を脅かす存在です。
非常に高い保湿効果、植物油には珍しい天然の抗ヒスタミン作用をもっています。
乾燥肌や敏感肌の方はもちろん、加齢により肌の水分量が減ってきてしまった方にもおすすめです。
プロシアニジン
世界中で注目を浴びる抗アレルギー作用をもつ成分!
- アトピー性皮膚炎やじんましんなど、即時性のあるアレルギーに対して作用する
- メラニンを抑制する働きがある
- 高い抗酸化力をもち、日本の大手メーカーでも研究が行われている大注目成分
ローズヒップオイル
白く透き通るハリ艶肌を目指す方に
- 美白に必要とされるビタミンCの含有量が圧倒的に多い
- ビタミンCはコラーゲンの生成を助ける働きもあるので、しわ予防や弾力性のあるお肌を目指す方に
- エイジングケア向けのファイトケミカルが豊富に含まれている
レモンの約20倍のビタミンCを含むことから「ビタミンCの爆弾」の異名をもつローズヒップオイル。
ビタミンCだけでなくリコピンも含み、白く透き通るお肌を目指す方に人気の美容オイルです。
酸化しやすい点と、臭いにクセがあり魚のような生臭さがある製品もあることから、他のオイルに比べて製品選びには注意が必要です。
認証機関の認証マークがついている物から選ぶのがおすすめ。
トランスレチノイン酸
天然の美白成分が含まれている!
美白ケアを行っている方なら、レチノールという成分を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
エイジング系のスキンケア製品に使われているレチノールはこのトランスレチノイン酸を人工的に合成している成分です。
- ターンオーバーを促進する作用がある
- 目元や口元のしわが気になるときにおすすめ
- ニキビ跡の改善にも効果があると言われている
ヒッポファエオイル(サジーオイル)
190種類以上の栄養素が含まれているすごいオイル
別名:ヒッポファンオイル、シーバックソーンオイル、シーベリーオイル、沙棘種子
- ビタミン、ミネラル、カルシウム、ポリフェノール、リコピン、βカロチン、ルチン、アミノ酸、食物繊維、パルミトレイン酸、葉酸など豊富な栄養成分、ファイトケミカルを含む
- オメガ3、オメガ6、オメガ7、オメガ9、4種類すべてのオメガを含む
- 太陽光によってダメージを受けた肌の修復を行う
あまり馴染のないオイルかと思いますが、日本でも人気のオーガニックコスメブランドのヴェレダではシリーズで製品化されているほどお肌に良いオイルなんです。
日本ではスキンケアアイテムよりもサジージュースという美容健康ドリンクとして有名かもしれません。
とにかく栄養素が豊富なので、お肌のあらゆる悩みに効果が期待できる優秀なオイルです。
抗酸化作用、肌老化対策、ニキビ対策、傷跡のケア、日焼け後のケアにももちろんおすすめ。
オイル自体はオレンジ色で布につくと取れなくなるなど取り扱いの注意点はありますが、それでもおすすめしたい一押しのオイルです!
パルミトレイン酸
赤ちゃんのお肌に豊富に含まれる成分。30歳をピークに減少していく。
- たるみやしわなど肌老化を防ぐのに大切な成分
- 新陳代謝を高めてお肌にお潤いを与えたりキメを整えたりする
※パルミトレイン酸は過剰にお肌に与えると毛穴が広がりやすくなったりニキビの発生につながると言われています。オイリー肌の方は、使用量に気をつけましょう。
私が子供の頃に住んでいた家には庭にグミの木がありまして、実がなると少し摘んではパクッとおやつのように食べていました。
みんなから「肌が白いわね~キレイね~」とよく褒められていたのは、もしかしてグミの実を食べていたからかも?
調べてみたら種類は違うグミの木でしたが、庭にあったグミの木も抗酸化作用がある種類の木でした。
目的別おすすめ美容オイル
しみ・美白対策向け美容オイル
- ローズヒップオイル…「ビタミンCの爆弾」の別名を持つほどビタミンCが豊富。
- グレープシードオイル…ポリフェノールや美白有効成分と言われているリノール酸を含んでいる。
- コメヌカオイル…抗酸化作用がある成分はもちろん、γ‐オリザノールというメラニン色素の発生を抑える成分が含まれている。抗アレルギー作用もあるので肌が敏感な方でも使いやすいオイル。
美白向けオイルは基本的に酸化しやすいオイルが多いので、保管や取り扱いに注意が必要です。購入の際は小さ目のボトルの物を選ぶと良いでしょう。
しわ・ハリ対策向け美容オイル
- バオバブオイル…パルミチン酸、ビタミンA、ビタミンCなどを含み、出来てしまったシワのケアにも良いと言われている。
- ローズヒップオイル…圧倒的なビタミンC含有量で、しみ、しわ、ハリの3点集中ケアに。
トータルケア向け美容オイル
- アルガンオイル…バランスの良い成分配合で、保湿力、抗酸化作用、ニキビの悩みなどに。
- マルラオイル…アルガンオイルよりも高い保湿力と抗酸化作用に加え、抗ヒスタミン作用もあり幅広い肌質で使える。
肌質別のおすすめ美容オイル
乾燥肌/ドライスキン
- ホホバオイル…人の肌の成分に非常に近いので浸透力が高く保湿力に優れる
- コメヌカオイル…オレイン酸、リノール酸の他、植物性セラミドも含み保湿効果に優れている
- マルラオイル…オレイン酸が70~80%含まれており、水分をお肌に深く浸透させるのを助ける働きがある
脂性肌/オイリースキン
- ホホバオイル…人の皮脂に近い成分なので馴染みやすい。オイリー肌は洗顔でのトラブルも多いですが、ホホバオイルは皮脂をほどよく残してくれるのでクレンジングでの使用もおすすめ。
- スクワランオイル…皮脂が過剰に出るのを防いでくれるので、テカリをおさえつつ保湿もできる
混合肌/インナードライスキン
- ホホバオイル…肌の水分量を保持したり皮脂量のバランス調整をしてくれるので、乾燥肌でも脂性肌でも使える
敏感肌、肌トラブルが起きやすい肌
- スイートアーモンドオイル…ビタミン、ミネラルが豊富で肌に優しいオイル。
- マルラオイル…高い抗酸化作用はもちろん、保湿力に優れ、かゆみや炎症がある肌でも使える。
悩んだらブレンドオイル
お肌の悩みはひとつではないことが多いですよね。
潤いはもちろん、しみしわのケアもしたい、透明感も欲しい、、、など美肌への思いは尽きることを知らないのを歳を重ねるほどに実感します。
ブレンドオイルは様々なオイルや成分をトータルバランスまで考慮し配合しているので、1つでたくさんの効果が期待できる優秀アイテム。
スキンケアの時短も叶えてくれます。
WELEDA・ヴェレダ~ 目的、効能、効果、肌状態などに合わせて選ぶオイル ~
植物オイルやエキスの組合わせが鍵を握る
オーガニックオイルで実力派のオイル、ヴェレダ。
一度使うとやみつきになる人も多く、芸能人やモデルでもファンが多いです。
豊富な原材料を持ち医薬品も手掛けるヴェレダ社には優れた製品がたくさんあります。
目的、効能、効果、肌状態などに合わせて気になる1本を選んでみてはいかがでしょうか。
ヴェレダが扱う植物約1,000種*。その中から選ばれた植物原料の組合せによって、製品が生まれます。ヨーロッパでは医薬品も手掛けているヴェレダは、様々な目的や肌状態に対して植物で応えるレシピも豊富。数種のベースオイルを使い分け、機能や保湿力、テクスチャー、香りのバランスを考えてブレンドされています。
WELEDA